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小学生と先生

小学校教諭の資格

小学校教諭について

一般的に小学校は、はじめて社会について知るきっかけの1つです。子供は先生や同級生とのコミュニケーションや勉強を学んでく中で、視野を広げて行きます。小学生の時に、先生に憧れを感じてそれから教師の道を目指したという人も多いと思います。

小学校の先生は基本的に1人で30名以上の児童に全教科を教えます。児童の将来に深く影響する小学校教諭では、教える際に児童の理解度や目線に立ちながら常に冷静で適切な判断を求められるでしょう。小学校は日本を支える重要な教育機関であり、教師の教える内容によって今後の日本を左右するといっても過言ではありません。

小学校教諭免許状の取り方

小学校の先生になるためには、指定された教育機関から一定の知識を収め、小学校教諭免許を取得しなければなりません。免許を取得後、すぐに教師になれるわけではなく、それぞれの都道府県が実施している小学校教員採用試験に合格し、教員候補として登録する必要があります。

教員免許を取得する方法は主に2つ。また、種類によって公立小学校か私立小学校かに別れます。

公立の小学校教師を目指す場合、小学校教師を養成している大学や大学院から専門知識を習得、および卒業する必要があります。その後、教員採用試験を合格し、教員採用候補者名簿に登録します。教育学科を持つ大学は限られているほか、講義の内容なども学校ごとに異なるため、教員免許の取得を目指す場合は進学する学科をよく選ぶようにしましょう。

>>例:教育学を学べる大学・短期大学(短大)一覧(537校)【スタディサプリ 進路】

ちなみに、青山学院大や早稲田大のように、都内の教育学科を持つ大学においては、学生のためにマンションや寮を備えている学校が少なくありません。上京をして教師を目指す地方の学生におすすめです。

>>例:(青山学院大学の学生マンション

 

教員免許取得後、任意の公立小学校で教育委員会から面接を受け、適性を判断されると晴れて小学校の先生として働けます。

私立の場合では、所定の養成機関を卒業するところまでは同じ過程ですが、教員採用試験がなく、そのまま私立の小学校教員採用試験に合格すれば、小学校の先生になれます。2つを比較すると、公立小学校の先生の方が、教師になるまでの手続きや過程が長いかもしれません。

 

小学校教諭免許が取れる大学3選

小学校教諭を目指している人に、教員の免許状が取得できる大学を3つ紹介します。

その1つ目、青山学院大学では必要な養成プログラムを収めることで、小学校だけに限らず幼稚園から高等学校の教員免許状(1種)を取得できます。

2つ目、早稲田大学は講習プログラム受講生を募集しており、対面講習やフィールドワークなどの実習を経て、特別支援学校教諭から高等学校教諭までの免許状を取得できます。

3つ目の東洋大学では、教員免許取得までに通信教育課程制度を設け、小学校教諭(1種)や高等学校教諭(1種)を取得できます。また、特別支援学校教諭や養護教諭、幼稚園教諭や栄養教諭まで、資格取得に幅広く対応しています。

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