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スケジュール帳

中学校教諭の資格

三つの道がある中学校教諭の資格取得

中学校教諭として働くためには、中学校教諭の免許を取る必要があります。
この教員免許を取るにあたっては、主に三つの道があり学歴によって異なります。

専修免許と呼ばれるものは、大学院まで行って受けることができる免許です。
もう一つは一種免許というもので、一般的な4年制の大学に行くことによって取れる免許で、最も取得率が高い免許となっています。
最後の二種免許は短大卒の学歴で取ることができる免許です。

これら三つの中学校教員免許は名称が異なりますが、実際の業務には差がなく、職にも違いが出ることはありませんので、特にどれを取っても構わないということになります。
また、中学校の採用では高校の免許を持っていることも推奨されているケースが多いので、高校の教員免許を一緒に取得しておく方が有利でしょう。
さらに、中学校以上の教員免許では教科別となっていますので、できれば複数の強化で免許を持っていると採用の幅を広げることができます。

中学校教諭として働くためには資格だけでは不十分

中学校教諭の教員免許は、大学などの一定の学歴を満たして必要な単位を終了すれば自動的に取れます。
そのため、中学校教諭としての資格を取るというだけであれば試験も受ける必要がなく、それほど難しい話ではありません。

しかし、実際に中学校教諭として採用されるということになると、結構難度は高く、免許を持っている人の総数から見ると一握りの人しか選ばれないと言えます。
正式に中学校教諭としての職に就くためには、自治体が実施している職員採用試験もしくは私立学校が行っている採用試験に受かる必要があります。
筆記などの試験の他、面接もあり、厳しい選考に残る必要があります。

中学校教諭の将来性とは?

中学校教諭として採用されれば、公立の場合は公務員として働くことになりますので、非常に雇用が安定するというメリットがあります。
努力次第で昇進のチャンスもありますし、昇給や賞与なども継続して上がっていきますので将来的にはまとまった額の収入を望めるという魅力もあります。
固定給や勤続年数が低い状態での年収は低めの傾向にありますが、雇用が非常に安定していることや、勤続を重ねることで確実に収入アップができるというのがメリットと言えるでしょう。

自治体などの採用試験に受かることができなくても、講師として働けるという道もあります。
非常勤のような形で働くことができて、将来的に正式な教員として採用されるまで続けることもできます。
産休などを取る教員の代わりを務めるのが講師で、意外と講師の求人は多いので、教員となる道を捨てずに頑張るというのも一つの方法でしょう。

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