1. >
  2. >
  3. チャイルドマインダーの資格
赤ちゃん

チャイルドマインダーの資格

家庭保育のお仕事

あまり聞きなれない言葉だと感じる方も多いと思いますが、チャイルドマインダーという資格があります。
最近、ニュースなどでも保育施設が少なく待機児童が多くなっている、働きたくても働けないママたちが困っているなどの報道をみます。

保育士やベビーシッターなどの育成、また施設の増設などが急がれるのですが、保育園の建築については周囲から騒音(子供たちの声など)問題などもあり、反対する方が多く結局計画倒れしてしまう事が多いという現実があります。
また保育士の給与が低いという事で、資格を保有されていても保育士として働く選択をされない方も多いのです。

そこで注目されているのがチャイルドマインダーです。
チャイルドマインダーとは、少人数制の家庭保育を行う民間の民定資格で、0歳から12歳までのお子さんを継続的に自宅にあずかる、若しくはお宅に伺い預かり保育する、という資格です。

少人数制である

お子さんを預かる責任ある仕事、という事は保育士もベビーシッターも、チャイルドマインダーも同じです。
ただ、保育携帯や人数、対象年齢や資格の種類などが違います。

保育士は集団保育の施設で働きます。
保育人数は20人から30人程度で、対象となる年齢は小学校就学前のお子さんです。
保育期間は原則として1日8時間と決まっており、資格は国家資格です。

ベビーシッターは依頼主のご自宅に伺っての保育、若しくはベビーシッターの自宅での保育です。
対象人数は2名まで、0歳から12歳までのお子さんを預かります。

保育期間については、派遣先などによって異なり、資格は民間認定資格です。

チャイルドマインダーは少人数制の家庭保育です。
原則として3名まで保育できます。

対象年齢は0歳から12歳まで、保育期間は継続的です。
資格は民間認定資格になります。

この資格はイギリスで生まれた資格で、「より保護者に近い立場でお子さんの教育、健康管理を行うという業務になります。
そのお子さんの家庭環境に応じ、継続的に個別保育することがチャイルドマインダーの業務で、ベビーシッターのように毎日違う家庭のお子さんを預かるという事ではないのです。

注目の資格

第三者のお子さんを保育するという立場になりますので、責任ある仕事という事は保育士もベビーシッターも変わりありません。

しかしチャイルドマインダーの場合、自分の生活を考慮しスケジュールを組んで働くことができるという点、また年齢を重ねるごとに人生経験も積み重ねていくので、より豊かな保育ができるという点、さらに結婚し子供が出来ても継続できる仕事であり、なおかつ、少人数保育なので、規則的な保育ではなく、家庭的で温かな時間を保育するお子さんに与える事が出来るというメリットがあります。

待機児童問題が大きな社会問題となっている日本において、保育所に通う事が出来ないお子さんが多くなり、働くことが出来ず経済的に困窮しているご家庭も少なくありません。
お子さんと保護者の方が毎日の生活を意義あるものとし、経済的な不安を取り除くためにも、チャイルドマインダーという仕事は今、注目の資格です。

    © 2016 - 2024 資格研究所 All Rights Reserved. | サイトマップ