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お絵かきをする鉛筆

保育士の資格と保育のメリット・デメリット

保育士になるという事

保育士になるという事に憧れを持っている人は多く、小さいお子さんの面倒をみたい、小さい子供が大好きだからと保育士の資格取得を目指す方は少なくありません。
しかし、保育士になるという事は自分の身内、また親戚などの近しい子供ではなく、他人の子供の面倒をみます。

ちょっとお世話するという事ではなく、業務として責任をもって「第三者のお子さんを預かる」という仕事なので、軽い気持ちで出来る事ではありません。
保護者の方への対応もありますので、保育士としての技術、知識をしっかり持って資格を取得してください。

保育士とはどういう資格なのか

保育士として働くためには、保育士の国家資格を保有し、都道府県知事への登録を行う事が必要です。
登録を済ませ、その後、保育所などの施設で「保護者のかわりに保育する」というのが保育士です。

元は保母さんと呼ばれており、「女性の仕事」という認識がありました。
しかし1985年に男女雇用均等法が制定され、保育の現場にも男性が少しずつ多くなってきたのです。
保母という名称はこのことから保育士として改められました。

最近では保育士専用の求人サイトというのもどんどん増えています。
これから保育の世界で働きたい、そんな方は一度見てみることでイメージも膨らみやすいでしょう。

保育士の資格取得

では実際に保育士の資格を得るためには、どのような勉強をすればよいのでしょうか。
保育士資格の取得方法としては、まず厚生労働大臣指定の大学、短大、専門学校など指定保育士養成施設でその課程を修了することで保育士資格を取得できます。

また毎年1回行われる保育士の国家試験を受け合格する事で保育士資格の取得が可能です。
保育士の国家試験を受ける場合、毎年8月上旬に行われる筆記試験に合格し、その後合格した者だけが実技試験を10月に受験します。

筆記試験はマークシート形式で、100点満点中60%以上の得点で合格です。
但し教育原理および社会的養護については各分野について各50点満点でそれぞれ30点以上得点することが必要です。

実技については筆記試験に合格する事で受験できます。
実技は音楽、絵画制作、言語の三つの分野のうち、二つの分野を選択し受験します。

音楽を選んだ場合の試験内容は課題曲に伴奏をつけ、歌うというものです。

絵画制作は保育園での活動の場面についての絵を描きます。
言語は3分以内で園児に向けてお話をするという要領で行います。

保育士になるという事のメリット、デメリット

保育士になるという事は第一に国家資格保有者になるということがメリットです。
国家資格は一生の資格となります。

メリット

また子供たちの成長を常に見ることができるという楽しさ、やりがいがあります。
昨日できないことが今日できるようになったり、おむつが取れたり、保護者の方と一緒に関わりながら小さいお子さんの成長を見ることができるという事は非常に幸せな事でしょう。

また将来自分のお子さんが誕生した時、育児に役立てることができるという点です。
最近は男性保育士も多くなっていますが、男性も育児に活かせる仕事です。

デメリット

デメリットは、お給料が低いという点ではないでしょうか。
通常、私立保育所の場合、平均月給が20万円位といわれています。

これよりも低い月給で働く保育士さんたちも多いのが実情です。

自宅に持ち帰る仕事などもありますし、施設によっては夜勤などもあります。
処理しなければならない書類などもありますので、保育士はとても忙しい仕事ともいえるのです。

保育士求人の探し方

しかし、そうした厳しい職場環境から、働き方改革の実現に向けて取り組んでいる保育所も増えています。
どのような特徴があるか求人情報で確認しておきましょう。

保育士求人専門サイトには、各地域に特化して、条件を絞り検索していくことができます。

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