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高齢者の手

介護福祉士の資格

介護福祉士は介護のスペシャリスト

介護福祉士になるためには資格が必要となります。
介護福祉士の受験資格については2017年1月から実務経験3年以上プラス介護職員実務者研修の修了が必要となっています。
以前よりも最短で取得できる期間が違うのでしっかり考えて資格取得に励む必要があります。

介護福祉士は社会福祉専門職であり、介護に関する国家資格です。
介護が必要となる高齢者、生涯をお持ちの方に対し日常生活を円滑に送る事ができるよう、食事、入浴、排せつ、歩行などの介助、介護者から相談を受けアドバイスするなど、精神面での支えになる事も重要な仕事です。

介護福祉士の資格を取得するルートを理解しておこう

介護福祉士になるためには国家資格取得が必要となりますが、介護福祉士実務経験によるルート、福祉系高校によるルート、さらに養成施設によるルートがあります。

介護福祉士実務経験によるルートでは対象となる施設、職種で従業機関3年、1095日以上、かつ従事日時540日以上が必要、プラス介護職員実務者研修を受講し終了することが必要です。

対象となる施設は特別養護老人ホームなどの社会福祉施設、病院や診療所などの病院の病棟・診療所、また介護等の便宜を供与する事業です。

福士系高校のルートでは、福祉系高校また福祉系特例高等学校を卒業し国家試験を受けて介護福祉士となるルートです。

平成20年度以前の入学者の場合、卒業から筆記試験、実技試験で合格し取得可能です。
平成21年度以降の入学者においては卒業後、筆記試験で合格することで介護福祉士の資格が取得できます。

養成施設のルートは、指定の介護福祉士養成施設を卒業し介護福祉士資格の取得ができます。
実務経験や福祉系高校のルートとは違い、筆記試験、実技試験を受験せず資格取得ができます。

ただ2022年度から介護福祉士の国家試験の義務化方針が打ち出されているので、この先、国家試験の受験が必要となるでしょう。

介護福祉士養成施設というのは厚生労働大臣指定による学校の事で、4年制、短大、専門学校があります。
入学資格は高等学校卒業以上、若しくはそれに準ずるものとなっています。

養成施設に通う期間ですが、普通科の高校を卒業した場合には2年、福祉系大学、社会福祉養成施設、保育士養成施設のいずれかを卒業した場合1年です。

2022年度以降は介護福祉士国家試験受験義務化となる

2022年度以降に卒業するという場合、介護福祉士の国家試験に向けて試験対策を練っておく必要があります。

独学でももちろんしっかり勉強できる方がいますが、合格に備えて介護系スクールに通う事を考えている方も少なくありません。

講座には介護福祉士試験対策講座などがありますので、これから国家試験に向けて勉強されておくといいと思います。

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