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資格を取得して喜ぶ女性

社会福祉士の資格

受験に当たっては一定の条件がある

社会福祉士の試験を受けるに当たっては一定の受験資格を満たす必要がありますので、まずはその条件をクリアしているかをチェックしましょう。
この受験資格とは、まず福祉系の4年制大学を卒業しているか、短大や専修学校を卒業した後2年以上実務経験を積んでいるというもので、学歴が関係してきます。
もう一つのカテゴリとしては、指定された養成機関を修了して実務経験を積んだ人などがあります。

これらの受験資格を満たした人は、年一回開催される試験を受けることができます。
試験は5択マークシート方式で、150問の問題となっています。
問題は福祉関連の法律に関する問題や、実務的な能力や専門知識を問う問題が中心となります。

頑張れば合格できる難度となっている

社会福祉士の試験は、全体で60パーセント程度の正答率で合格できることになっています。
どの科目でも得点があることや、年によって問題の難度に合わせて合格ラインが変動するなどの点もありますが、まんべんなく学習を続ければクリアできます。

例年この試験の合格率は25パーセント前後となっています。
福祉系の資格ではちょっと低めの合格率ですが、しっかりと時間をかけて勉強をして準備を整えておけば合格できる率だと言えるでしょう。
たくさんの対策テキストも出ていますし、通信講座も開催されていますので、体系的に学習を進めることで合格ラインに達する点数を得られるでしょう。

大学卒という条件で受験している人以外は、たいてい何らかの介護関連の仕事をしながら受験対策をしているものです。
確かに、仕事と受験勉強の両立というのは、時間の面で大変なこともありますが、努力すれば合格に達することができる試験ですので、時間をきっちりと取り分けて頑張ってみましょう。

社会福祉士を取ることのメリットとは?

介護の仕事自体は特に何らかの資格ができないというわけではありません。
しかし、この社会福祉士の資格を持っていると、福祉サービスの必要がある人の相談に乗って、アドバイスを与えたり受けられるサービスの手配をするなどの業務ができるようになります。

いわば、福祉の現場でのまとめ役ができるようになるのです。
それだけこの分野における活躍の場を広げることができますし、何よりより多くの人のために役立てるというやりがいを感じられるようになります。

また、これからさらに高齢化の波が進み介護の現場でのニーズが高まってきますので、安定した職を得るという意味でもメリットが大きい資格だと言えます。
社会的にも意義の大きな仕事ですので、地域のために自分のスキルを用いて貢献できるという満足感が得られて、充実した仕事を楽しめるのも魅力です。

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