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看護師の資格

看護師は常に需要の高い仕事

医療関係の資格は常に需要が供給に勝っている状態で、どの医療機関も人材不足に悩んでいます。
もっと病床を多くしたいと思っても看護師の数が少ない場合、病状を増やすことが法律的にできません。

また医師に関しても産婦人科、小児科等、科によってかなりの人員不足で、医療業界は人材という面で四面楚歌の状態です。
高齢化が進み、すでに超高齢化社会に突入しているという日本において、介護分野と同様に医療分野の充実は重要な事です。

主婦、社会人も看護師を目指してほしい

実は、主婦の方、また社会人となってから看護師を目指すという事を考える方も多くなっているのです。
小さい頃に看護師になりたいという夢を持っていた、将来の事を考えて一生仕事ができる資格を取りたい、経済的に安定した職業に就きたいという事で、看護師という国家資格を選択されるのです。

主婦の方にとって、資格を取得する事で安定的に職を得ることができるというのは、非常に魅力的です。
ただ、お子さんがいて学校に行くことが可能なんだろうか、学費なんて出すことは無理だし・・・と考える方も多いのです。

看護師になるためには専門学校等に3年通い勉強しなければなりません。
更に国家試験に合格しなければならないので、難しい道のりといえます。
お子さんがいて学校に通うという事は非常に大変な事ですが、将来のため、という事を考えれば今、頑張っておくべきではないでしょうか。

社会人や主婦の方には社会人入試のある学校へ

看護学校には社会人入試の枠を設けているところがあるので、こうしたところを選ぶといいでしょう。
通常、学科試験が必要となりますが、社会人入試は適性検査と面接だけという所も多いのです。

ただ現在、看護師になりたい主婦、社会人が多いので競争率が高いという事は理解しなければなりません。

学費については公立の専門学校で年間20万円、教科書、交通費そのほかの費用は含まれていません。
私立など公立以外の学校は年間50万位かかります。

全額負担は大変なので、厚生労働省の教育訓練給付制度などを利用されるといいでしょう。
専門実践教育訓練給付なら学校に支払った費用の40%相当の額が給付されます。

この他、東京都などでは看護師等修学資金貸与事業という制度があり、都内の看護学校に通う場合、月額36,000円を貸与してくれますし、学校が独自の奨学金制度を持っていることもあります。
経済負担を出来る限り少なくして、主婦の方、社会人の方も積極的に看護師試験に挑んでいただきたいです。

学校を卒業し、看護師の国家資格を受ける事が必要ですが、常に雇用があるという事を考えると、責任ある仕事ですが安定的で非常に魅力ある仕事です。
若い方も、また結婚、出産等で途中リタイアし、復職をする際にも、看護師への復職を考えてほしいのです。

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