プログラマーとはどういう仕事なのか
プログラマーというのはプログラム言語を用いて、システムを構築したりソフトを作るなどを行います。
こうしたシステム、ソフトウエアについては様々な企業等で利用されています。
金融のシステムもそうですし物流のシステムなどもプログラムされシステムが構築されたものが利用されていますし、私たちの身近なところでもスマホ、電子レンジ、またパソコン等で利用するシステムなど、沢山あります。
通常、システムエンジニアがシステムをどのように作るかの仕様を決めてそれに基づき、プログラマーがプログラミングしていくという形になります。
バグを見つける仕事、プログラムの構成を考えていく仕事
システムエンジニアが作るシステムについて概要を決めたら、それに肉付けしていくようにプログラマーがプログラムを組んでいくのですが、仕様書として決まっている骨組みをみながらそれをプログラムに変換していく作業が必要となるので、プログラムに精通していることが大切です。
プログラムしていく中で問題が起こった場合の解決手段、手順をアルゴリズムというのですが、このアルゴリズムの構築をうまく行っていくということもプログラマーの要素です。
またバグを見つけるという重要な仕事もあります。
仕様書通りに作っても不備から意図した動きにならないという事を仕様バグといいます。
どこにバグがあるのか?それを探すということも、プログラマーの重要な仕事です。
何度もプログラムを組みテストを繰り返し、修正しつつ最終的に納品物を創り上げるのです。
プログラマーに有利な資格
プログラマーは基本的に資格が必要なく、作成したプログラムこそその人の力の証明となります。
しかし管理職、採用担当者の方がこの能力について深くない時、採用に当たり頼りになるのが資格です。
IT技術が発達しプログラミングについても非常に質の高いものとなっていますので、その高度な技術を持っているという事を誰にでもわかるようにするために、資格の取得を考える方がいいといわれています。
プログラマーがもっておくと便利な資格
ITエンジニアの登竜門的な資格として基本情報処理技術者試験があり、システム設計や開発について深い理解があり、技術的な問題を自ら解決できる能力があると証明される応用情報処理技術者試験も持っておけば役に立つ資格です。
大手ソフトウェア会社がおこなっている(Java)Oracle Certified Java Programmerは業界標準準拠の高度なスキルを証明するものとなっているので、これもプログラマーの多くがチャレンジしている資格です。
Javaでは、その他にJavaプログラミング能力認定試験もJavaに関して基本知識を持っている証明となる資格なので多くのプログラマーが上位資格を狙っています。
ITスキル標準に対応している資格としてはPHP5技術者認定試験があります。
難易度は級によって異なりますが、非常に幅広い出題範囲があるので、今までかかわっていなかった分野についても勉強する古都ができる資格です。
ITスキル標準というのは経済産業省が定める個人のIT関連能力を専門分野ごとに明確、また体系的にしたもので、スキル、キャリア等その個人がどの程度持っているのかを認定するための指針となっているものです。
こうした資格を取得されることで、プログラマーとしての技術、能力を客観的に企業等へ知ってもらうことができるので、資格が必要ないプログラマーであっても取得しておく方が安心です。