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FASS検定の資格

FASSとはどういう資格なのか

経理や財務の資格というと簿記や会計系の資格が頭に浮かびますが、最近注目されているのがFASSです。
経済産業省の高度専門人材育成事業の経理、財務サービス、スキルスタンダード普及促進モデル事業によって実証される、経理・財務実務のスキルについて客観的に試験によって判断、測定する検定試験です。

この試験では合否ではなく、スコアによって5段階に分けられており、それによりスキル評価が行われ、分野ごとに達成度についての表示もあるので、自分がどのくらいのレベルなのかという事を自ら理解できるという魅力ある試験です。
FASSの試験はいつ予約してもいいですし、近くのプロメトリック試験会場において試験でき、しかも終了後何日も待たずにその場、試験会場で成績証明書が発行されるので、社会人であっても気軽にチャレンジできる試験といわれています。

FASSは多くの企業から注目されている

経理や財務サービス、スキルスタンダードに準拠した実務検定がFASSです。
この検定については60社という企業の専門家があつまり作られた試験なので、非常にレベルが高く、実践性の強い試験となっています。

社内教育という面でも、現状、従業員がどのレベルにあり同向上させていくべきなのかを把握できる試験として企業が注目している試験です。

FASSの試験概要を理解しよう

FASS試験の対象者は、経理・財務部門で定型的実務に従事している方、これから経理や財務部門に従事したいと考えている方です。

出題は経理・財務サービス・スキルスタンダードのうち、定型業務として標準化された業務です。
FASSの場合には、資産、決算、税務、資金という4つの分野によって構成されており、この分野に回答後、任意によってオプション科目への回答が出来ます。

試験は二期制となっていて、上期が5月1日から7月31日、下期が11月1日から1月31日、受付は上期2月1日から7月28日、下期が8月1日から1月28日です。

同一受験期間内の再受験はできず、規定に違反すると試験結果無効となります。
紋台数はFASS本体で出題範囲から合計100問、オプション科目英語版FASSから30問です。

試験本体の時間は90分、オプションは30分、オプション科目については任意です。
試験は合否ではなく満点800点から5段階レベルのスキル評価となります。
分野ごとに達成度合いも表示されるので、これからの勉強に役立つと思います。

試験は全国の試験センターでコンピューターによる試験となっており、試験会場費用などに関してはFASS検定を行っている経済産業省 経理・財務人財育成事業公式サイトで確認してください。

この公式サイトで試験費用もわかりますし、試験会場一覧、また空席照会などもできます。
試験概要をよく読み、受付期間などを把握して試験に挑みましょう。

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