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簿記検定の資格

就職以外にも有利になる

経理や総務など、事務系職種に雇用されたいと考えている方に有利な資格として、簿記検定があります。
簿記検定は帳簿の付け方や数字を把握する事、また経営の管理・分析などの基礎能力を保有しているかどうかを確認する資格となります。

より上のランクをめざし、簿記検定1級取得後、税理士を目指す方も多く、通常簿記検定2級を所有していると就職、転職に有利だといわれます。

簿記検定を取得するメリット

簿記検定は就職以外に、AO入試に有利という事でも知られています。
アドミッション・オフィス入試「AO入試」は、学科試験で合否を決定するという事ではなく、試験希望者の個性、適性について多面的評価を行い合否決定するものです。

最近は多くの大学がAO入試を実施しており、成績以外に、自分が持っている能力、個性などを自己アピールすることで判定してもらえるので、個性、能力をアピールしたい学生にとって大きなチャンスとなります。

このAO入試について、簿記資格を利用してチャレンジできる大学が増加しています。
中には日商簿記1級取得を条件とする大学もありますので、高校時代にこの資格を取得するという事は非常に難易度が高いのですが、取得しておけば大学入試に大きなチャンスとなりますし、将来的に公認会計士、税理士などを目指す人にとって有利な資格となります。

就職、転職、受験にも有効的な面を持っている簿記検定ですが、一生有効な資格という事も大きな魅力です。
簿記検定は資格試験に合格する事で、全国区で通用します。
また一度取得すれば障害有効となる資格なので、事務系での雇用を考えている方にとって、非常に有利な資格となるのです。

1級合格は税理士への道につながる

受験資格はありません。
1級試験は3時間、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の試験です。

2級は2時間、商業簿記、工業簿記の試験です。
3級は2時間、商業簿記の試験で、4級は1時間30分、商業簿記の試験となります。

合格基準は1級が1科目40%以上で総計70%以上の得点が必要です。
2級から4級については総計70%以上の得点が必要です。
試験は例年、1級が6月上旬、11月中旬、2級から4級が6月上旬、11月中旬、2月下旬で、試験地については各地域の商工会議所に確認してください。

受験費用は、1級が7,710円、2級が4,630円、3級が2,570円、4級が1,640円です。
1級合格については税理士の受験資格が得られます。

また職業能力開発促進法により、指導員資格試験について事務か試験科目の一部免除など、優遇措置があります。
合格率は4級が35%弱、3級が27%弱、2級が15%弱、1級が10%弱という数値になっています。

かなり難しい試験となりますが、通信講座なども多いので、独学ではさぼってしまう・・という方は、講座などを利用し、しっかりと勉強を積み重ねていきましょう。

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