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社会保険について話す人々

社会保険労務士の資格

社会保険労務士を取るためには?

社会保険労務士を取るためには、一定の条件を満たしている必要がありますので、まずはその条件をチェックしてみることが大事です。
受験資格として、短大卒以上もしくは同等の学歴があることが挙げられています。

もしくは、短大卒などの学歴がなくても、該当する分野での一定年数以上の実務経験を持っているということでも条件を満たせます。
さらに、行政書士の資格を持っている人は、学歴や実務経験に関係なく受験できるという条件もあります。

試験は通常年一回で、択一式の問題が70問、選択式の問題が40問で合計110問が出されます。
試験科目は全部で8科目となっていて、年金や保険、労働基準法、労務管理に関する法令や実務などが扱われます。

社会保険労務士の資格を取ることメリットと難度

社会保険労務士は数ある資格の中でも難度が高い試験として知られています。
例年、合格率は6パーセント前後となっていて、かなり狭き門となっています。
合格定員が決まっているものではないので、合格点数をクリアすればいいのですが、それでもこの人数ということでその準備の大変さが理解できます。

試験は上記のように二つの部分に分かれていますが、それぞれの科目で40パーセント以上の点数、全体では60パーセントから70パーセントを取らないといけません。
合格率が非常に低いため、受験者は何年もかけて準備を行いますので、何年かかけて取る資格という意識でチャレンジすると良いでしょう。

これだけ難度の高い試験ですので、社会保険労務士の資格を持っているということはとても高く評価されます。
新卒でも転職でも採用の可能性をぐっと高くできる材料となりますし、好待遇での登用を期待できるというメリットもあります。

社会保険労務士が活躍する場とは?

社会保険労務士は、保険と労務をメインとする業務で、企業の社員がきちんと労務管理されているか、保険や年金の手続きがきちんとされているかを見るという仕事をします。
社会保険労務士にしかできない独占業務もあり、企業が行政側に提出しなければならない労務関連の書類や、労働に関する規約の作成などがそれに当たります。
どの企業でも社会保険労務士の働きが必要ですので、ニーズは非常に高いと言えるでしょう。

企業勤めをすることもできますし、社会保険労務を扱う事務所に入って専門的な仕事をすることもできます。
また、個人で事務所を持って開業することもできますので、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるというのも大きなメリットです。
有資格者のメリットは大きく、試験の難度に比例したメリットを味わえますので資格取得にチャレンジする価値が十分にあります。

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