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物件を案内する女性

宅建士(宅地建物取引士)の資格

宅地建物取引士の資格を取るための条件は?

宅地建物取引士は、不動産関連の重要な資格ということで人気が高く、毎年たくさんの受験者がいます。
だいたい20万人近い受験者が全国でいて、国家資格の中でも受験者が多いという特徴を持っています。

この宅地建物取引士の試験を受けるにあたっては特に条件は設けられておらず、年齢制限などもないので気軽に受験することができます。
特に不動産関連の専門知識を問うものとなりますので、学生がこの分野での就職を有利にするためにチャレンジするケースもあって、バラエティーに富んだ受験者の様子が見られます。
とはいえ、全体的な傾向としてはすでに不動産関連の仕事に就いている人がスキルを向上させるために、自ら、もしくは会社から言われて受験する割合が高い傾向にあります。

宅地建物取引士の試験概要

宅地建物取引士の試験はマークシート方式となっていて、全体で50問が出題されます。
その内容は、宅建業法などの宅地建物取引士の業務に関係する法律や、民法などの様々な法律が関係する権利関係、税金関連の法律や実務など多岐にわたります。
ほとんどが法律に関する内容となっていて、暗記することが非常に多くあります。

宅地建物取引士の合格率は15パーセント前後を推移していて、難度が高めの試験と言えるでしょう。
難しい試験ではあるとはいえ、傾向と対策がはっきりしている試験なので、独学でも勉強できるテキストが市販されていますし、たくさんの通信講座もあります。
こうしたことからも時間とやる気さえあれば、取り組みやすい試験となっています。

合格ラインは70パーセントくらいとなっています。
法律関係の複雑な問題ですが、4択のマークシート方式ですのでチャンスがあるのがうれしいところです。

宅地建物取引士を取るメリットとは?

土地や建物の売買などにおいては、必ず重要事項の説明を買主にする必要がありますが、この仕事は宅地建物取引士の独占業務となっています。
つまり、不動産会社には必ず宅地建物取引士を置く必要があり、お客さんへの説明をする時には、宅地建物取引士がしなければならないということです。
そのため、全国的に宅地建物取引士のニーズは高く安定していると言えます。

不動産関連の仕事をするのであれば、就活にもとても便利ですし、転職にも有利な資格です。
また、金融会社や銀行などは必ずと言っていいほど不動産関連業務をしていますので、こうした企業への就職を考えている人に便利でもあります。
不動産会社では、正社員としての雇用はもちろんのこと、アルバイトやパートという形での働き方もできますので、家庭と仕事を両立させたいという人にも向いている資格だと言えるでしょう。

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