「ウェブデザイン技能検定」とは
WEBデザインの資格の中でもウエブデザイン技能検定とは、ウェブサイトのデザインなどを行うに当たり、国際標準規格に基づくホームページ等の制作、またシステム構築などの能力を持っているかどうかを認定する検定です。
WEB関連の中でも初の国家資格として注目される資格です。
企業や個人などから依頼されたWEBサイトのデザインを行います。
どういうWEBサイトを作りたいのか、クライアントの希望、要求を把握し、全体の構成を企画、WEBサイトを利用される方が見やすく、また訪れようと思うようなサイト作りが求められます。
パソコンと向き合う時間が非常に長くなる仕事ですが、クライアントとミーティングなどを行う必要もありますので、人と接する事も多くなる仕事です。
お時間がある方は、こちらのサイトもご覧ください。
実際に活躍するためには、クライアントがどのような要望を持っているのかをしっかり把握して、WEBサイト作りに活かしていくことが必要です。
>>資格の王道
３級までは誰でもOK
3級の受験資格はWebの作製、運営に関する業務に従事しているもの、若しくは従事したいと思っているもので、特に学歴など条件がありません。
2級からは受験資格が必要となります。
その内容として3級技能検定合格者か、2年以上の実務経験がある方、または協会が認めた学校、科目等について終了しているものや大学を卒業しているもの、高度職業訓練修了者、となっています。
1級学科試験は2級よりも受験資格が厳しくなります。
7年以上の実務経験者があること、もしくは職業高校や短大など協会が認めた科目等がある学校等の修了、大学卒業後、3年以上の実務経験があるもの、2級技能検定に合格しその後2年以上の実務経験があるものが受験できます。
実技は1級技能検定において学科試験に合格した者が受験資格です。
ウエブデザイン技能検定の2級、3級の試験日程は第1回が例年5月、東京、愛知、大阪、福岡、北海道（3級のみ）、第22回が例年9月全国主要都市で行われます。
第3回は11月、第4回は翌年2月、全国主要都市で行われます。
2級、3級の第3回試験（11月）では1級の学科試験、第4回試験（翌年2月）の際は、1級の実技試験の実施です。
1級に関しての実施地域は、11月に行われる学科試験が東京、大阪、福岡で、翌年2月の実技試験は東京、大阪で行われます。
試験時間は1級学科が90分、実技180分、ペーパー実技60分です。
2級は学科60分、実技120分です。
3級は学科45分、実技60分でとなります。
いずれも筆記試験はマークシート、多肢選択法、真偽法形式で100点満点中70点以上が必要です。
実技は課題選択法式で100点満点中70点以上が必要となります。
実技においてはこれに加えて試験要項に示されている各作業分類で配転60%以上の得点が必要です。
受験手数料は1級学科が7,000円、実技が25,000円、2級学科は6,000円、実技が12,500円、3級学科が5,000円、実技が5,000円、学科・実技ともに両側免除の場合、受験手数料は2,000円です。